本記事でわかること
- テント生地の種類とメリット、デメリット
- テント生地の選び方
- キャンプ初心者におすすめのテント
テントを選ぶとき、テント生地って気にしたことありますか?
キャンプ初心者であれば、何気なく人気だから、1年中使えそうだから、
と何気ない理由でテントを選ぶのが普通だと思います。
わたしもテントを買うとき、人気そうだからと、テントの生地のことを
何も考えずにロゴスのテントを買いました。
でも、最初にテント生地の違いを知った上でテントを選んでいたら、
もっと比較検討して選ぶことができたと考えています。
テント生地の違いを知っていると、おっ、キャンプに詳しいな!
と一目置かれる存在になれるし、テントを選ぶのが100倍楽しくなります。
他のキャンパーがどんなテントを使っているのか、気になってきます。
本記事ではキャンプテントの生地の種類とメリット、デメリットについて解説しています。
それでは早速、ひとつずつ見ていきましょう。
もくじ
テント生地の種類
テント生地にはいろんな種類がありますが、生地の種類は主に以下のとおり。
- ポリエステル
- ナイロン
- コットン
- ポリコットン
- シルナイロン
- PEシート(ポリエチレンシート)
次に、それぞれのテント生地のメリット・デメリットをあげていきます。
それぞれのテント生地のメリット・デメリット
ポリエステルのメリット・デメリット
⭕ 扱いやすく一番人気、ほとんどのテントはこれ
⭕ 乾きやすいのでカビにくく吸水性が低い
❌ 通気性が悪く蒸れやすい
ナイロンのメリット・デメリット
⭕ ポリエステルより軽い
⭕ 耐久性があって長持ち
❌ 値段が高い
コットンのメリット・デメリット
⭕ 夏涼しく、冬暖かいので通年使える
⭕ 火の粉で穴が開きにくく焚き火に強い
❌ 重い
❌ 手入れしないとカビる
ポリコットンのメリット・デメリット
⭕ 結露しにくい
⭕ 焚き火に強い
❌ 重くて乾きにくい
シルナイロンのメリット・デメリット
⭕ 防水性に優れる
⭕ 劣化しずらく、耐久性がある
❌ 値段が高い
❌ 焚き火に弱い(熱に弱い)
PEクロス(ポリエチレンシート)のメリット・デメリット
⭕ 値段が安い
❌ 防水性がない
❌ 耐久性がない
キャンプ初心者はどの生地を選ぶべき?
キャンプ初心者がテントを買う際は、ポリエステル生地のテントをオススメします。
一番の理由は、初心者でも扱いやすい素材だから。
簡単にいえば、メンテナンスが楽なんですよね。
汚れもつきにくく、乾きやすいので、テントの撤収作業の負担も軽くなります。
実際、人気のテントのほとんどはポリエステルの生地が使われています。
【初心者にオススメ】人気のテントを紹介
実際の人気テントはどんな素材を使っているか、チェックしてみましょう。
コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX
大きなリビングがあるコールマンの中でも人気のテントですね。
このテントの素材は「ポリエステルタフタ」というものです。
ポリエステル素材でタフタ織りをしているということ。
生地の織り方は気にしなくて大丈夫ですが、
ポピュラーなポリエステル生地を使用しています。
DOD カマボコテント3(M)
(引用:DOD ウェブサイト)
DODといえば、カマボコテントですよね。
リビングを広くして使ったり、色々な使い方ができる人気のテントです。
こちらも生地はポリエステルを使っています。
やはり、ポリエステルが人気なようです。
ロゴス neos PANELスクリーンドゥーブル XL-BJ
(引用:ロゴスオンラインショップ)
最後に有名キャンプブランドのロゴスのテントです。
このテントに使われているのは「ポリタフタ」という素材。
つまりポリエステル素材ですね。
このように、実際のお店で売っているテントのほとんどがポリエステル素材のテントです。
ポリエステルは最もテントでは最もスタンダードな素材で、
値段、耐久性、扱いやすさが優れています。
デメリットとしては、上記で説明したように、
通気性があまりないので、真夏のキャンプだと暑くて朝、汗をかいて起きちゃう、
ということがあります。
しかし、普通は日中はテントの外で過ごすと思うので、
普通の使い方をしている限り、キャンプ初心者であれば、
ポリエステル素材のテントは
デメリットよりもメリットのほうが大きいと思います。
まとめ
テントの素材は以下のとおり。
- ポリエステル
- ナイロン
- コットン
- ポリコットン
- シルナイロン
- PEクロス
キャンプ初心者はポリエステル素材のテントを買っておけば、オールシーズン使えて便利!